TOTAL ARTS STUDIES

芸術を、これからの時代を生きぬくための「道具」として捉え、社会を多角的に考察しながら、誰もがアクセスできる学びの場を目指します

AITは、より複合的なアートの学びを提供する場として、TOTAL ARTS STUDIES(TAS)を2020年から開始しました。これまで約20年にわたり多様なゲストとともに芸術の歴史や表現、実践について考えてきた現代アートの教育プログラム「MAD (Making Art Different=アートを変えよう、違った角度で見てみよう)」*の経験と蓄積を活かしながら、芸術をより複雑で感覚的で、これからの時代を生きる想像力を養う「道具」として捉え、「複雑さ」をともに議論し再考することで、予想もしなかったひらめきや豊かさを発見するプログラムを創出します。

2024年のTASは、近年AITが実践する気候危機やメンタルヘルスと芸術を考えるソーシャルアクションを手がかりに、2つのプログラムを5月からスタートします。

  • TAS Open「What is Art Today? ー深化するアートの世界」(締切:レクチャー開始前まで)
    • 1つから参加できるリアルタイムのオンライン ライブレクチャー
  • TAS Labo「ラディカルな美術史:エコロジーとケアの新たな物語 —ターナーからジョーン・ジョナスまで(締切:シリーズ開始1週間前まで)
    • 代官山AITルームで開催。約1ヶ月間集中して学ぶ少人数制・対面型のショートコース(全3シリーズ)

生きることと芸術との強いつながりについて、古代の人類の営みからこれからの未来にまで想像を広げ、機知に富んだ視点と活発な対話による、AITならではの多角的な学びの場を展開します。

* 現代アートの教育プログラム「MAD」ではアートヒストリーをはじめ、キュレーションやアート・ビジネス、美術鑑賞など多くのトピックを扱うアート講座を提供してきました。これまで2,400 人以上が受講し、多くの修了生が国内外のアート分野で今もなお活躍しています。

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