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エロイーズ・スイートマン
Eloise Sweetman
キュレーター・ライター
(オランダ)
アーティストのエロイーズ・スイートマン(Eloise Sweetman)は、キュレーションや執筆を通して、「知らないこと」や「親密さ」の概念、また展覧会のキュレーションにおける直感や感情の役割についてリサーチに励む。現在は、展覧会のメタファーとして「余韻」についての考えに高い関心をもつ。
アーティストのジェイソン・ヘンドリック・ハンスマとともに、オランダ・ロッテルダム港にあるキュレーション・スタジオ「Simmer」の共同設立者兼共同ディレクターを務め、キュラトリアルスタジオとして、オランダ内外のアーティストと実験的な展覧会を開催している。ほかに、2019年スザンヌ・ワリンガ、シャルロット・ポゼネンスケ・アーカイブとともに、クレラー・ミュラー美術館で「Lexicon of Inifinite Movement」を共同企画、シャルロット・ポゼネンスケのオランダ初・大規模な展覧会を開催。
2016年〜2023年まで、アムステルダムのゲリット・リートフェルト・アカデミーで理論講師を務めるなど、これまで講師や登壇も多数。自身はアムステルダムのサンドバーグ・インスティテュート、ミッシング・スタディーズ校で美術修士号、ユトレヒト芸術大学およびロンドンのオープンユニバーシティでアートマネジメントの修士号を取得。出身地でもあるオーストラリアのパフォーミング・アーツ・アカデミーでもアートマネジメントを学んだ。
2021年、ジョエイ・タンとの共編で『Curatorial Feelings』(完売、再販予定)を出版。キュレーションに関するポッドキャスト『I Hope This Message Finds You Well』も開設し、キュレーションやアートについて率直な議論を交わしている。
RESIDENCY
滞在:2023年9月〜12月
協働機関:Mondriaan Fonds(オランダ)
イベント:秋のミングリアス:トーク「she waits with her eyes closed, she lingers, she tarries」