総合テーマは「月へ行く30の方法」
ロジャー・マクドナルドが2014年に長野県佐久市に設立した実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」が、映像とアートの国際フェスティバル「恵比寿映像祭2024」に参加します。
第16回「恵比寿映像祭2024」の総合テーマは、「月へ行く30の方法/30 Ways to Go to the Moon」。「月へ行く方法」という命題を、写真や映像を主とした様々な表現によってひも解き、アーティストだけでなく、そこに参加する観客とともに考えていく試みを行います。歴史的作品から現代作品まで、異なる角度からイメージの可能性を探ります。
フェンバーガーハウス(ロジャー・マクドナルド)は、2023年秋に開催した宇宙意識美術館の企画展「ドーム神殿:アヴィヤクタ・チャイティヤ※」を「恵比寿映像祭2024」(東京都写真美術館、B1F展示室)にて展示します。
ウイルス、気候変動、放射線、農薬ほか環境汚染など、私たちの社会が目に見えない力にさらされている近年、この展示では、モダニズム黎明期からその目に見えない力にアクセスし、具現化しようとしてきた芸術家たちの表現を紹介します。
森に囲まれたフェンバーガーハウスから一転、東京で鑑賞する作品群はまた違った視点を私たちにもたらしてくれると思います。ぜひお見逃しなく!
(※アヴィヤクタ・チャイティヤとは、サンスクリット語で「目に見えない祠堂」という意味)
恵比寿映像祭2024「月へ行く30 の方法」
Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2024 ‟30 Ways to Go to the Moon”
会期:2024年2月2日(金)~2月18日(日)[15日間]
月曜休館〈ただし12日(月・振休)は開館、13日(火)休館〉
※コミッション・プロジェクト(3F展示室)のみ3月24日(日)まで
時間:10:00–20:00(18日は18:00まで)
※2月20日(火)~3月24日(日)のコミッション・プロジェクトは 10:00–18:00(木・金は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
会場:東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
料金:入場無料
主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/日本経済新聞社