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【「EQ House x 久門剛史」-六本木アートナイト2022 特別企画- 終了の御礼】
9/17から開催しておりました「EQ House x 久門剛史」展は、先週9/25をもちまして終了いたしました。週末ごとに台風が上陸するなど天候不良もありましたが、400名を超える数多くの方々にご覧いただきました。皆様のご来場に心より感謝いたします。
今回の展覧会では、2018年に「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」のアーティストとして選出された経歴を持つ久門剛史が、東京・六本木にある「EQ House」でインスタレーション作品を発表しました。
「EQ House」はメルセデス・ベンツ日本と竹中工務店のコラボレーションにより実現した”近未来型モビリティハウス”で、電気自動車と人間が共に暮らすことをコンセプトに設計されたものです。久門は、世界中の都市がロックダウンしていた2022年1月、EQ Houseに一週間滞在した経験をもとに、自身のテーマである、人類の文明と自然環境とのバランスや関係、ロボット、コンピューターとの共存について模索しました。
展覧会では、地学的な特性に惹かれ滞在したというアイスランドで久門がフィールドレコーディングした迫力ある波風の音が流れる中、2台のアームロボットが静かに手先をひねる動作にじっと目を凝らす方、ルービックキューブが置かれた真っ白い寝室とロボットを行き来する方など、各々の時間で作品と向き合う方々の姿が見られました。
「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」は、1991年から開始した、現代美術の有望な若手アーティストの育成と国際交流を促進し、芸術・文化のさらなる発展に寄与することを目的としたメルセデス・ベンツ日本のCSR活動です。AITは本プログラムの企画協力をしています。先日2022-2024の新プログラムも発表され、新たな活動に向かっています。
プログラムの30年の歴史と参加アーティストのインタビューを9月12日より公式ウェブサイトにて発信中です。こちらもぜひ、ご覧ください。
メルセデス・ベンツ アート・スコープの30年の歩みとこれから(2022年制作)
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