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AIT ARTIST TALK #76 「Greenware」〜スコットランド グラスゴーよりアーティストのフローレンス・ドワイヤーを迎えて〜



AIT ARTIST TALK #76
「Greenware」〜スコットランド グラスゴーよりアーティストのフローレンス・ドワイヤーを迎えて〜

日程:2019年3月20日(水)
時間:19:00 - 20:30(18:00よりご自由にお入り頂けます)
場所:OLDHAUS(東京都渋谷区東1-26-32 [MAP] / JR線渋谷駅新南口より徒歩5分、恵比寿駅より徒歩10分)
協力:Creative Residency Arita、Cove Park、佐賀県地域産業支援センター
*有料(1ドリンク+お菓子つき) / 要予約 / 逐次通訳あり

AIT ARTIST TALK #76
"Greenware" Artist Talk by Florence Dwyer from Glasgow, Scotland

Date: Wednesday, March 20, 2019
Time: 19:00 - 20:30 (18:00 Door open)
Venue: OLDHAUS (1-26-32, Higashi, Shibuya-ku, Tokyo [MAP] / 5min walk from Shibuya station shinminami exit, 5min walk from Ebisu station west exit)
Supported by Creative Residency Arita, Cove Park, Saga Prefectural Regional Industry Support Center
*All admission with 1 drink and snack / Booking required / Consecutive translation available


有田の工房にて/提供:Creative Residency Arita


AITでは、3月20日(水)19:00より、スコットランド出身のアーティスト フローレンス・ドワイヤーを迎えてARTIST TALK #76「Greenware」を開催します。

本年度、AITは文化庁の助成により、佐賀県有田町でレジデンスプログラムを行うCreative Residency Arita(CRA)と、スコットランドのグラスゴー郊外にあるレジデンス機関Cove Parkと協働を行い、アーティストのフローレンス・ドワイヤーとキュレーターのステイシー・ハンターを招聘しています。

グラスゴーを拠点に活動するフローレンス・ドワイヤー(1月9日〜3月20日滞在)は、歴史的建物に残る日用品やファブリックのリサーチと膨大なインタビューを集めて新たに空間を構成し、陶器や衣類を並べたインスタレーション作品などを発表してきました。日用品として人の手が記憶されるそのオブジェクトは、時を経て、作品に新たな語りを与えます。デザインキュレーターのステイシー・ハンター(1月9日〜3月5日滞在)は、スコットランドのデザインカルチャーを世界各地に発信する意欲的なプロジェクトのディレクションに加え、執筆活動も行っています。

このトークでは、フローレンス・ドワイヤーによる東京と有田町での滞在報告に加え、会場のOLDHAUS内では、実際にドワイヤーが有田町で制作した陶磁器の作品一部を展示します。また、CRAでレジデンスプログラムを運営する石澤依子氏を迎え、陶磁器発祥400年の歴史を持つ有田焼の窯元と海外のアーティストやデザイナーが思考を磨き合い、制作や試作を行う活動を紹介します。当日は、そのプログラムでこれまで来日をしたアーティストによる作品の一部もあわせてご覧頂けます。


フローレンス・ドワイヤー制作風景

日々の暮らしで使われるオブジェクトが持つ歴史や記憶に着目してきたドワイヤーは、日本での生活と佐賀県有田町や陶磁器生産の風景をどのように見たのでしょうか。
また、近年のAITのレジデンスプログラムでは、「ホリスティック(より良く生きること)」を緩やかになぞりながら、工芸や陶芸を現代に再解釈する表現に着目して、数年に渡りイギリスから陶芸を創作の中心に据えるアーティストを招いてきました。それに続く本プログラムは、CRAをはじめ多くの方々と協働の幅を広げています。有田町でのレジデンス活動や、協働的なレジデンスプログラムにご関心がある方も、是非お気軽にお越しください。

2019-3- 5

オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.1 + レクチャー「オルタナティヴをつくるホリスティックな教育」、ラウンドテーブル

日時:3月8日(金)18:30-22:00 、 3月9日(土)11:00-16:00
会場:代官山AITルーム [MAP]
*参加無料(フードとドリンクは有料)、予約不要、入退場自由
*但し、3/9のレクチャーおよびラウンドテーブルのみ有料・要予約(一般1,000円、学生/MAD修了生 800円)





この度AITでは、昨年に引き続き、現代アートの学校MAD(Making Art Different)をはじめ、先駆的で実験的なアートの学びの場を提供している国内外の団体の協力を得て「オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.1」を開催します。

昨年の「オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.0」では、国内外から28団体のアートスクールの情報が一堂に集まる貴重な機会となりました。協力団体や参加者との交流を通じて、アートを通じた学びの場は美術を学ぶための専門教育から美術による総合的な教育まで多様な解釈が見えてきました。

第2回目では、美術批評であり女子美術大学教授の杉田敦氏と、MADプログラム・ディレクターのロジャー・マクドナルドとともに、「オルタナティヴをつくるホリスティックな教育」をテーマにした、レクチャーほか、アーティストの梅津庸一氏と滝沢達史氏、またインディペンデント・キュレーターの青木彬氏を迎えて、美術教育の可能性と課題について語り合うラウンドテーブルを開催します(有料 / 要事前予約)。

また、アートスクールのチラシやウェブサイトを来場者が自由に閲覧できるコーナーを設置するほか、参加団体がそれぞれの活動を紹介するオープンマイクを行います(無料 / 予約不要)。
タイムテーブルなど詳細は以下をご覧ください。

これからアートを学んでみたい方、自分にあったスクールを探している方、新たな学びに関心のある方は、この機会にぜひご参加ください。

2019-2-18

AIT ARTIST TALK #75 「Indefinite ways of actual seeing − 視覚の曖昧な手段」〜オランダよりアーティストのシャルロット・マーカスを迎えて〜

>>> English


「第11回恵比寿映像祭」 地域連携プログラム
AIT ARTIST TALK #75
「Indefinite ways of actual seeing − 視覚の曖昧な手段」
〜オランダよりアーティストのシャルロット・マーカスを迎えて〜


日程:2019年2月19日(火)
時間:19:00 - 21:00(18:30 開場)
会場:代官山AITルーム
協力:Mondriaan Fonds
*有料(1ドリンク付き) / 要予約 / 逐次通訳あり


Partnership event of The Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2019
AIT ARTIST TALK #75
"Indefinite ways of actual seeing"
Artist Talk by Charlott Markus from the Netherlands


Date: Tuesday, February 19, 2019
Time: 19:00 - 21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
Support: Mondriaan Fonds
*All admission with 1 drink / Booking required / Consecutive translation available



Left: Detail of front side of the work 'Partition #3 (Markus&I)', 2018
Right: Detail of backside of the work 'Partition #3 (Markus&I)', 2018


AITでは、2月19日(火)19時より、オランダにある芸術文化機関Mondriaan Fondsとのレジデンスプログラム連携で4月4日まで東京に滞在しているアーティスト、シャルロット・マーカスによるAIT ARTIST TALK #75「Indefinite ways of actual seeing − 視覚の曖昧な手段」を開催します。

スウェーデンに生まれ、アムステルダムを拠点にするマーカスは、これまでスチルライフ写真を表現メディアとして社会の隅々にレンズを向け、人物を被写体とした作品を発表してきました。やがて、マーカスの関心は平面からインスタレーションへ、写真を越えた空間全体と物語の構築に移り、「拡張されたスチルライフ」としてそこに新たな意味と物語を見出す可能性を追求しています。ほかにも、日常生活で使われるカーテンなどのテキスタイルに染み込む生活文化や持ち主の人物像、背景を丹念にリサーチして結実した作品は、折り重なるレイヤーとオブジェクトに富み、時を経た今の私たちの想像力を刺激します。

「見えないもの」や「隠されたもの」を可視化しようとするマーカスの作品の多くは、その裏側や内部も露にして、あらゆる角度から鑑賞できるようにしています。そこに、カーテンや衝立など、生活空間や感情を「分け隔てる」役目を担うオブジェクトが登場するのはユニークなところでしょう。それは、「見よう」とする視覚の能動的側面と、それを意識・無意識に跳ね返しているものや感情とは一体何かを問いています。マーカスの作品から「見える」ものがもうひとつ、そこには存在しているようです。

本トークは、2月8日より15日まで、恵比寿を舞台に行われる「第11回恵比寿映像祭」地域連携プログラムとして行われます。「トランスポジション 変わる術」と題された展覧会・映像上映・シンポジウムなどを複合的に含んだフェスティヴァルと一緒に、現代アートが持つ視点を変えることや意識・感情の再編集について、マーカスのこれまでの活動と日本で現在行っているテキスタイル(ボロ)のリサーチを通して考えてみませんか。

みなさんのお越しをお待ちしています。

2019-2- 1

「YEBIZO MEETS」地域発信プロジェクト:フェスティヴァルを自分の言葉で伝えよう、書くヒントを見つける90分

「YEBIZO MEETS」 地域発信プロジェクト
フェスティヴァルを自分の言葉で伝えよう、書くヒントを見つける90分
日時:2019年2月23日(土)14:00-15:30
会場:東京都写真美術館1Fスタジオ(恵比寿)
※会場は代官山AITではありません、ご注意ください。

AITでは、第11回恵比寿映像祭の地域連携特別イベント「YEBIZO MEETS」地域発信プロジェクトの一環として、現代アートの学校MADで「ディスコースのラボ」を4年間担当したライターのアンドリュー・マークル氏を講師にむかえるレクチャーを開催します。鑑賞した作品や展示について「書く」ためのヒントや、自分なりの視点をつかむ手がかりを聞いた後、展示会場を観覧します。
アートについて自分の言葉にして発信することに挑戦してみたい方へおすすめです。



「フェスティヴァルを自分の言葉で伝えよう、書くヒントを見つける90分」


  photo by Yukiko Koshima

2019-1-29

第11回恵比寿映像祭「トランスポジション 変わる術」ガイドツアー開催!

1. 社会学者の専門的な視点で読み解くツアー、やさしい日本語で行うツアーほか、ゲストやAITスタッフが会場をご案内します
「第11回恵比寿映像祭 トランスポジション 変わる術」を巡るガイドツアー開催

日時:2月11日(月・祝)15:00 - 16:30、2月17日(日)11:30 - 13:00 / 15:00 - 16:30、
   2月20日(水)18:30 - 19:30、2月24日(日)11:30 - 13:00 *計5回
会場:第11回恵比寿映像祭会場(東京都写真美術館ほか)

参加無料、各回先着15名 ※詳細は各ガイドツアー概要をご参照ください


左:第11回恵比寿映像祭チラシ
右:ミハイル・カリキス《とくべつな抗議活動》2018 コミッショナー:Whitechapel Gallery, FVU, MIMA


2月8日(金)より15日間開催される「第11回恵比寿映像祭」は、恵比寿の街を舞台に展示や上映、ライブ、シンポジウム、レクチャーなどを複合的に行うアートと映像のフェスティヴァルです。今年は「トランスポジション 変わる術 The Art of Transposition」をテーマに時空や異文化、世代間、身体、視点など様々な切り口から社会を見つめたり、置き換えたりして今の時代を読み解いていきます。
大人の世界の矛盾を子どもたちが鋭く見つめて抗議行動をする作品を制作したミハイル・カリキスや、アマゾン奥地の先住民たちとの交流の中で現代の価値観を揺るがされるような体験を記録したルイーズ・ボツカイほか、国内外から76名の気鋭のアーティスト・ゲストの作品が展示・上映されます。

ガイドツアーでは、メイン会場の東京都写真美術館を中心に、エデュケーターや社会学者が作品や見どころをご案内します。今回は、初となる「やさしい日本語」で巡るツアーも開催。手話通訳つきのツアーも設け、様々な方が一緒に楽しめるようになりました。ガイドツアーはいずれも参加無料ですので、恵比寿映像祭は初めてという方や、テーマについてもう少し深く知りたいという方はぜひご参加ください。


2019-1-28

AIT ARTIST TALK #74 「In Light of Absence」 〜スウェーデンよりアーティストのイルヴァ・カールグレンを迎えて〜


AIT ARTIST TALK #74
「In Light of Absence」
〜スウェーデンよりアーティストのイルヴァ・カールグレンを迎えて〜
日程:2018年12月12日(水)
時間:19:00 - 21:00(18:30 開場)
場所:代官山AITルーム
協力:IASPIS
*有料(1ドリンク付き) / 要予約 / 逐次通訳あり


AIT ARTIST TALK #74
"In Light of Absence"
Artist Talk by Ylva Carlgren from Sweden
Date: Wednesday, December 12, 2018
Time: 19:00 - 21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
Support: IASPIS
*All admission with 1 drink / Booking required / Consecutive translation available



Left: Black square on grey (watercolor on paper, 50 x 50cm, 2017) Right: White square on black (watercolor on paper, 50 x 50cm, 2018)



AITでは、スウェーデンの芸術文化機関IASPISとの連携により、12月15日までレジデンス・プログラムで東京に滞在しているアーティストのイルヴァ・カールグレンによるAIT ARTIST TALK #74「In Light of Absence」を12月12日(水)19時より開催いたします。

イルヴァ・カールグレンは、整然と並ぶ図形を抽象的な水彩の画法で制作しています。単色または限られた色を用いて、細部にまで念入りに塗り重ねられたそのグラデーションは、クリーンな印象をどこまでも残すだけでなく、光によって少しずつ変化し、観る者の知覚を操作します。光を取り込みながら闇を描くことで、その関係性を際立たせています。精細な制作の過程で身体が記憶する反復運動は、時間とともに紙に染み入り、やがて体と精神の限界を越えようとする観念的な領域にまで達します。
スウェーデンの大学で日本語を学び、以前より日本に高い関心を持っていたカールグレンは、この東京滞在中も熱心な日本語習得を介して、制作に通ずる精神や理念を掘り下げるリサーチを行いました。
本トークの開催にあてて、カールグレンは次のように言葉を寄せています。

「私はペインティングの技法を根幹に据えて制作していますが、物質性とある種の帰結は時間をかけて変化していくと考えます。このトークでは、この思考が制作においてどのように生まれたのか、また、膨大な時間を要する制作に自らを注ぐとはどのようなことか、完成と失敗とは何か、作品の構成にも見られる規則について話をします。また、私が関心を寄せている日本語や書道と作品制作の関係性についても共有しながら、最後に簡単なデモンストレーションを行い、制作の様子を紹介します。」


work in progress images

明確な目的を持とうとする現代社会においてカールグレンのこのレジデンス滞在がユニークなのは、漂流するように東京やさまざまな場所を訪れ、研ぎ澄ました自身の身体感覚と記憶の残像を手掛かりに作品に投影させていくことです。

当日は、これまでの作品を紹介しながら、制作のデモンストレーションも交えます。
みなさんのお越しをお待ちしています。

2018-11-26

ラウンジ&ミュージックイベント「ミングリアス」

【MADオープンカレッジ】第二部
「エイト de しゃべり場」-現代アートとどう向き合う?-
日時:11月20日(火)19:00-22:00(終了予定) *19:30-20:30までオープン・ディスカッションあり
会場:代官山AITルーム [MAP]

*参加無料、予約不要、入退場自由
*イベント当日、会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。

左:佐賀県有田町 撮影 Kenta Hasegawa 右:過去のミングリアスの様子

AITでは、11月20日(火)19:00より、「MADオープンカレッジ」第二部として、代官山のAITルームにて、ラウンジ&ミュージックイベント「ミングリアス」を開催します。「ミングリアス」とは、【mingle(混ざり合う) + us(私たち)】」という造語で、現代アートの学校MADの受講生や修了生、アートに関心がある人々が気軽に集まり交流を楽しむ入場無料のイベントです。

MADで学ぶ都内の大学生4名と佐賀大学芸術地域デザイン学部より准教授/キュレーターの花田伸一氏とゼミ生2名を迎え、現代アートと私たちの関係性とその未来について考えるオープンディスカッションを企画しました。

オープン・ディスカッションでは、同時代性を色濃く反映し、一様に説明しがたい現代アートが私たちの生き方にどのような接続点を持つのか、現代アートの魅力や価値をいま、そして未来にどう伝えることができるのかという問いを発端に、本企画の学生たちと来場者のみなさんと、次世代のオーディエンスと現代アートの関係について話し合います。

当日は、全国どこからでもこのディスカッションに参加できるように、AITのFacebookページからライブ動画の配信を行う予定ですので、遠方の方でもご視聴とコメントでの参加が可能です。

会場では、佐賀にゆかりのある料理をアレンジした「だぶ風ミネストローネ」や東京農業大学生活協同組合の提供によるワインなども取り揃えたバーラウンジとDJタイムも設けています。
入退場自由で、どなたでも気軽に参加できますので、お友達をお誘い合わせの上、ぜひご来場ください!

MADオープンカレッジ
日程:2018年11月20日(火)/会場:代官山AITルーム


「MADオープンカレッジ」は、AITが2019年1月からスコットランドよりアーティストとキュレーターを東京と佐賀県有田町に招へいするアーティスト・イン・レジデンスプログラムを契機に行う2部構成の学びや交流のイベントです。

第一部 MAD MINI「ツールとしてのアーティスト・イン・レジデンスプログラム」では、レジデンスプログラムを創作活動のツールとして活用する意義について、講師を招いたレクチャーを14:00から17:00まで開講します。
・講師:鈴木祐子(トーキョーアーツアンドスペース)、小川希(Art Center Ongoing)、井出賢嗣(アーティスト)、イルヴァ・カールグレン(AITレジデンスアーティスト)、堀内奈穂子(AIT)
・受講料:1,500円(税別)
・定員:25名
・助成:文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業
*要予約、入退場自由

詳しくはこちら>>


MADのスピンオフとして気軽にお越し頂けるMAD MINIと、大学生を中心にディスカッションが繰り広げられる「エイト de しゃべり場」で、現代アートを中心にさまざまな世代と意見交換をしたい方、佐賀や有田、そしてAITのレジデンスプログラムをもっと知りたい方など、お気軽にご参加ください。

2018-11- 2

dear Meフェス!越境するアートとフクシから考える、子どもとわたしの豊かな学びの場

越境するアートとフクシから考える、子どもとわたしの豊かな学びの場
日時:9月22日(土)13:00-17:30
会場:ヒルサイドプラザ(東京都渋谷区猿楽町29-10)

*入場無料 *シンポジウム要予約
*車椅子でお越しの方は、会場にエレベーターがございます。そのほか、サポートが必要な方は、スタッフまでお声がけください。

「dear Meフェス!」チラシイメージ drawing byひらのりょう (FOGHORN)

AITは、2016年より「dear Me」プロジェクトを開始し、アートの思考や表現を軸に、さまざまな環境にある子どもたちや若者、アーティスト、大人をつなぐプログラムを創出してきました。AITが開講する現代アートの学校MAD(Making Art Different=アートを変えよう、違った角度で見てみよう)や、国内外からのアーティストやキュレーターとの関係性から生まれたネットワークを活用し、子どもたちとアーティストをつなぐワークショップや作品制作、美術館訪問、学びの回路をつくってきました。そうした活動の紹介と、アートとフクシの議論を多様な人と深める目的として、アートの思考と創造的なフクシを交差させ、子どもたち、そして未来の学びの場を想像する「dear Meフェス!」を開催します。

20世紀の美術の歴史を振り返ると、さまざまな人々と「より良く生きる」ための試みが、特にアーティストたちによる実験的な生活の場づくりや社会変革を通して実践されてきました。近年、美術館やアートスペースにおいても、多様な人々に向けた鑑賞プログラムや、医療や福祉の視点を取り入れた展覧会や取り組みも増えています。そうした中、現在において、アートとフクシの協働とはどのような意味を持つのでしょうか。また、そこからはどのような知識を生み出し、新たな経験を育むことできるのでしょうか。

当日は、アーティストや子どもたちが制作した作品やグッズ、これまで行ったワークショップの記録などを紹介する「展示と屋台」のコーナー、子どもたちと身近な疑問について考察する「子どもといっしょにてつがくセッション」、アーティストや美術館のキュレーター、福祉の専門家を招いた「シンポジウム」を通して、アートと子ども、フクシの心地良い場を一緒に想像します。

2018-7-26

AIT SLIDE TALK #36 「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」

>>> English

AIT SLIDE TALK #36
「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」
〜アーティストの嶋田美子氏とアジア・アート・アーカイヴ(香港)を迎えて〜

日程:2018年7月25日(水)
時間:19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場:代官山AITルーム
定員:30名(要予約)
参加費:一般1,000円、MAD生(修了生)・学生・AITベースメンバー800円、AITハウス/サポートメンバー無料(全て1ドリンク付)
*要約通訳あり

AIT SLIDE TALK #36
"Alternative Art Education for Social Changes in Japan and Hong Kong"
With Yoshiko Shimada and Asia Art Archive

Date: Wednesday, 25 July, 2018
Time: 19:00-21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
Seats: 30 (Booking required)
Admission: 1000 JPY (general), 800 JPY (MAD students and AIT Base Members), Free (AIT House and Support Members) /All admissions with 1 drink
*Summarized translation available


写真:現代思潮社・美学校 中西夏之 教場(森永純撮影、1969年)


「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」

AITは、7月25日(水)19:00より、アーティストの嶋田美子氏と香港を拠点にアジアから世界に向けて活動を行うアジア・アート・アーカイヴ (Asia Art Archive、以下AAA)でラーニング部門を統括するスザンナ・チュン(Susanna Chung)氏を迎えて、AIT SLIDE TALK #36「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」を行います。

嶋田美子氏は、国内外の展覧会で作品を発表するほか、2010年から「現代思潮社・美学校」(1969-75)について研究しています。美学校は、60年代末の学生運動の高揚を受けて、ラディカルな批評で知られていた出版社の現代思潮社が創設した、当時のオルタナティブな美術学校です。ハイレッドセンターのメンバーでもある中西夏之や赤瀬川原平、九州派の菊畑茂久馬、画家の中村宏、日本のコンセプチュアリズムの先駆者でもある松澤宥らが教鞭をとり、創設者の現代思潮社社主・石井恭二は「世界を見る視覚を変えることによって世界を変える運動である」と美学校を位置づけていました。
今年、嶋田氏はAAAのレジデンス・プログラムに参加するため香港を訪れ、1967年の香港動乱後、68年に創設された「創建実験学院」の存在を知ります。美学校の創設時期にも重なり、二つには類似した性格も見られると嶋田氏は言います。本トークでは、当時の美学校の思想や、創建実験学院などアンブレラ運動を後継する香港のオルタナティブな美術教育について、嶋田氏の考察を聞きます。


    創建実験学院 広告(画像提供 The Ha Bik Chuen Family and Asia Art Archive)


後半は、スザンナ・チュン氏よりアジア広域でアートにまつわる収集・創造・知識の共有を通じたAAAの歩みを紹介します。先頃、香港で開館したTai Kwun Contemporaryや、近く開館を迎える新しい美術館M+など、急速に変貌を遂げる香港の文化エコロジーと美術教育に対するAAAの応答となるでしょう。


写真左:Teaching Labs | Urban Interventions Art in the City workshop by Ricky Yeung, 2016. Courtesy of Asia Art Archive
写真右:School visit at Asia Art Archive's project space, Ha Bik Chuen Archive, 2017. Courtesy of Asia Art Archive


美学校の実験的な取り組みに関する嶋田氏のリサーチと考察、そしてAAAの活動と変化する香港のアートシーンを見つめるチュン氏の視点を通じて、両地で60年代の動乱がもたらした当時のオルタナティヴな美術教育の形成から現在への呼応を探求するほか、アート・エデュケーションにおけるこの先の道標について議論を交えながら行います。
お気軽にご参加ください。


本トークの開催に先立ち、2000年代初めに発足した非営利団体のAAAと、2001年から教育プログラムMAD(Making Art Different =アートを変えよう、違った角度で見てみよう)を行ってきたAITは、香港と東京それぞれの場での美術をめぐるオルタナティヴな学びの場について意見を交換しました。あわせて、美術や建築、コミュニティ形成などの分野で高い関心と独自の方法論をもつ団体・アーティストを交えたラウンド・テーブルも行いました。 またAITは、今年3月に「オルタナティヴ・アートスクール・フェア」と題して、国内外に広がるアートを学ぶ場を多数紹介しました。今回、嶋田氏とAAAよりチュン氏を迎えた一連の議論と本トークを通じて、MADで受け継がれる思考と近年のアートを学ぶ場が作る新たなうねりに、今後も更なる考察を加えていきます。


2018-7- 9

ラウンジ&ミュージックイベント「ミングリアス」

【アートについて語り合おう】
日時:6月22日(金)18:30-22:00(終了予定) *19:30-20:30までミニ・トークなどあり
会場:代官山AITルーム [MAP]

*参加無料、予約不要、入退場自由
*イベント当日、会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。

過去のミングリアスの様子

AITでは、6月22日(金)18:30より、代官山のAITルームにて、ラウンジ&ミュージックイベント「ミングリアス」を開催します。
「ミングリアス」とは、【mingle(混ざり合う) + us】」という意味で、現代アートの学校MADの受講生や修了生、アートに関心がある人々が集まり、ドリンクを片手に交流を楽しむ入場無料のイベントです。 毎回、心地良い音楽やイベントテーマにちなんだドリンクやフードも楽しめます。

今回は、AITのレジデンスプログラムでドイツのザクセン=アンハルト州ハレから来日中のアーティスト、クリストフ・リドケによるミニ・トークを開催します。25万人が住む小都市ハレは、近年新しいアーティスト・コミュニティが形成されているライプツィヒに隣接し、作曲家ヘンデルの生まれ故郷でもあることからクラシック音楽の豊かな文化土壌にも恵まれています。そのハレを活動拠点とするリドケは、絵画や彫刻を起点に音楽や詩の創作を加えるなど、自身の表現形式の拡張を試みています。日本では、都市建築と空間を構成する造形物の関係性や、そこに見られるささやかな文様などをリサーチしたり、子どもたちと日本語とドイツ語を使ったワークショップを行いました。当日は、これまでの作品や滞在中の活動について紹介します。リドケの略歴はこちら>>


Left: Landschaft (Landscape), acrylic and oil on canvas, 2016 Courtesy of the artist / Right: Photo by the artist

また、森美術館チーフキュレーターの片岡真実氏が、アジアから芸術監督に初就任して話題を呼んでいる「第21回シドニー・ビエンナーレ」(6/11閉幕)に、AITスタッフが訪問しました。当日は展示写真を交えてミニレポートをお届けします。今回のシドニー・ビエンナーレのタイトルは「SUPERPOSITION: Equilibrium and Engagement」(スーパーポジション:均衡とエンゲージメント)。45年もの歴史を誇るシドニー・ビエンナーレの見どころや特徴、気になった作品など紹介します。

シドニー・ビエンナーレの様子(左:Art Gallery of New South Wales の外観 / 右:Ai Weiwei, Law of the Journey, 2017)

ほかにも、MAD生によるDJタイムでリドケが参加するほか、ミングリアス恒例のオープンマイクも予定しますので、ご自身の作品やプロジェクトを発表したい方は、ぜひご準備下さい。

海外アーティストの活動やレジデンスプログラムに興味がある方や、今年夏に芸術祭や展覧会巡りを計画している方、アートについてとにかく語り合い方など、ぜひ情報交換しましょう!
MAD生同士やご友人同士、お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

2018-6- 6

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