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佃 七緒
Nanao Tsukuda
アーティスト
1986年大阪府生まれ。2015年京都市立芸術大学大学院 美術研究科工芸専攻陶磁器分野修了。現在、大阪府を拠点に活動を行う。
これまでも大阪や京都をはじめ国内外のレジデンスプログラムで制作を行う。それぞれの土地に住まう人々の、日々の生活を構成する道具・家具・住居などの具体的な情報や、その中で行われる営みの様子を元に、ドローイングや陶素材、生活の中で馴染みのある素材を中心に用いて、立体および空間制作を行う。作品を通し、他者の生活を表象した「カスタマイズ」の一部を意図的に抜き出し提示する。鑑賞者が、自然と他者の思考や行動の経過の一部を辿り、想像力を働かせるきっかけとなるような空間づくりを試みている。
近年の主な展覧会に「翻訳するディスタンシング」[企画者として参加](HAPS、京都、2021)、個展「石積みの家との18+9通信」(ギャラリー佑英、大阪、2020)、飛鳥アートヴィレッジ展覧会「回遊 round trip」(飛鳥坐神社、奈良、2019)、「ONCE LAUDED OBJECTS」(Tributary Projects, キャンベラ、オーストラリア、2019)、「Land(e)scapes」(Galeria Carles Taché、バルセロナ、スペイン、2018)などがある。
2021年、バッカーズファンデーションとAITによるサポートにより、国内で新たなリサーチと作品制作に取り組んでいる。
All artwork images by Nanao Tsukuda, courtesy of the artist