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藤井 光

Hikaru Fujii

アーティスト

1976年東京都生まれ、東京都在住。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒業後、同地でメディア・アーティストとして活動を開始、2005年に帰国。映像メディアを中心にアーカイブ資料などを取り上げ、社会の事象、歴史や記憶、関係性を再解釈し、未来に向けた新たな展望を提示する作品で知られる。作品形態はインスタレーションや映像のみならず、ワークショップの実施、ドキュメンタリー映像の制作、演劇/映画作品の演出とテキストの執筆など幅広い。

これまでの主な展覧会に、「もつれるものたち」(東京都現代美術館、2020)、「あいちトリエンナーレ2019 : 情の時代」(名古屋市美術館、2019)、「コントゥール・ビエンナーレ9」(メッへレン、ベルギー、2019)、「カタストロフと美術のちから」(森美術館、東京、2018)、「How little you know about me」(国立現代美術館、ソウル、2018)、「マニラ・ビエンナーレ」(フィリピン、2018)、「トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」(国立国際美術館、大阪、2018) 、「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」(東京都現代美術館、2016)、「歴史の構築は無名のものたちの記憶に捧げられる」(国際芸術センター青森、2015[ゲスト・ディレクター])、「記憶と想起・イメージの家を歩く」(せんだいメディアテーク、宮城、2014)、「ジャパン・シンドロームー福島以後の芸術と政治」(HAU劇場、ベルリン、2014)、「自分たちのメディアを創る映像祭」(山口情報芸術センター(YCAM)、2011[監修])などがある。

AITが事務局の運営を担う「日産アートアワード2017」(主催:日産自動車株式会社)のグランプリ受賞者として、2018年にインターナショナル・スタジオ&キュラトリアルプログラム [ISCP](ニューヨーク)に滞在し、個展「第一の事実」を開催した。

RESIDENCY
派遣期間:2018年5月 – 7月
協働機関:インターナショナル・スタジオ&キュラトリアルプログラム(ニューヨーク)

Exhibition: Hikaru Fujii: The Primary Fact

作品紹介

  • "Anatomy Classroom", 2020
  • "Mujō (The Heartless)", 2019, Photo: Ito Tetsuo
  • "Record of Bombing", 2016, Photo: Shizune Shiigi