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AIT ARTIST TALK #82「TRACING AND PATCHING ルカ・フレイによるアーティスト・トークと 新作のディスプレイ・パフォーマンス」

AITでは、11月20日(水)19:00より、スイス出身でスウェーデンのマルメを拠点に活動するアーティスト、ルカ・フレイによるトークと、日本滞在中に制作した新作のディスプレイ・パフォーマンスを開催します。フレイはスウェーデンのIASPIS財団の助成により、9月から11月末まで東京に滞在しています。
この機会にぜひ、お申込みください。

AITでは、11月20日(水)19:00より、スイス出身でスウェーデンのマルメを拠点に活動するアーティスト、ルカ・フレイによるトークと、日本滞在中に制作した新作のディスプレイ・パフォーマンスを開催します。フレイはスウェーデンのIASPIS財団の助成により、9月から11月末まで東京に滞在しています。
この機会にぜひ、お申込みください。


ルカ・フレイは、彫刻やインスタレーションのほか、展示デザイン、本の装丁など、多岐にわたる制作を行なっています。
その多くは、実用的な用途や美学の探求に根ざしています。
近年は、特にテキスタイルに着目し、その物質的・文化的意義を学際的なアプローチで探求しており、今回の滞在においても日本各地でテキスタイルのリサーチを行っています。

日本では、これまで、2018年に京都国立近代美術館で開催された「バウハウスへの応答」展(bauhaus imaginista: Corresponding With)に参加したほか、今回の滞在では、京都、西陣の大本山妙蓮寺とオルタナティヴスペースの現代美術製作所で開催される「Agency Outpost #3: Lines」(11/17-12/1)で展示を行います。

⚫︎当日の流れ

トークの前半では、フレイがこれまでに制作してきたインスタレーション、彫刻、テキスタイル、アーカイヴ資料など、ユニークなアプローチを取り入れたプロジェクトについて紹介します。
後半では、今回の滞在のリサーチや制作の一環として、滞在場所の近くにある呑川(大田区)沿いを散歩した際のスライドショーも上映し、彼の新作に大きな影響を与えたローカルな環境についてお話しします。
また、フレイが今回の滞在期間中に制作した新しいテキスタイル作品を紹介するディスプレイ・パフォーマンスも披露します。

フレイが東京、京都、金沢、岡山など各地を訪れて発見した光景、また、そこから新作が生まれるプロセスや、テキスタイルと融合する自然観や歴史観などの思考について関心がある方は、ぜひご参加ください。


概 要

日 時 2024年11月20日(水) 19:00 – 20:30 (18:30 開場)
会 場 代官山AITルーム(東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403)
定 員 10名(要予約 / 先着順)*下記より、Peatix経由でお申し込みください
言 語 日本語・英語(逐次通訳あり)
参加費 一般1,000円/TAS・MAD修了生、一般学生、AITベースメンバー 800円/AITハウス・サポートメンバー 無料
その他 1ドリンク(ホットワイン)+ジンジャークッキー付き *アルコールが苦手な方はお声がけください
逐次通訳:池田哲
協 力 IASPIS(スウェーデン)

*お申し込み完了後の変更やキャンセル、ご返金は受け付けておりませんので、予めご了承ください。
*ご参加にあたり、サポートが必要な方は事前にご相談ください。


ルカ・フレイ(アーティスト)

スウェーデンのマルメを拠点に活動するビジュアル・アーティスト。
彫刻やインスタレーションのほか、展示デザイン、ブックデザインなどを手がけ、その表現の多くは実用的な用途や美学に根ざしている。
また、コレクティヴによるプロセスや学びに深い関心を持ち、歴史や日常的なテーマを通して考察。
近年の作品はテキスタイルに焦点を当て、その物質的・文化的意義を学際的なアプローチで探求している。

近年の個展には、ギャラリー・バーバラ・ウィーン(ドイツ)での「Guiding Fabric」、Museum Dhondt-Dhaenens(ベルギー)での「working spacing moving」(2021年)、マルメ・コンストハル(スウェーデン)での「From Day to Day」(2020年)がある。また、ヘニーオンスタッド美術館(ノルウェー)での「Merz! Flux! Pop!」(2021年)、テンスタ・コンストハルおよびマルメ美術館(スウェーデン)での「Migration, Traces in an Art Collection」(2019年)、世界文化の家(Haus der Kulturen der Welt: HKW)での「bauhaus imaginista」(2019年)などの展示デザインを手がける。2021年には、イギリスのアーティスト・コレクティヴであるオトリス・グループと協働し、彼らのモノグラフ「Xenogenesis」のグラフィックデザインを担当した。

2015年から2021年にかけては、デンマーク美術院(コペンハーゲン)において講義を行ったほか、スウェーデン王立美術大学やミラノのNABA(Nuova Accademia di Belle Arti in Milan)などでワークショップを行った。

NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]とは

2001年、現代アートに興味がある誰もが学び、対話し、思考するプラットフォームづくりを目指して、6名のキュレーターとアート・マネジャーが立ち上げた非営利団体です(2002年法人化)。AITは先進的な企業の社会的要望に基づいたアートプログラムにコンサルティングや企画で関わるほか、芸術家や研究者延べ150人以上を派遣・招聘し、知識と経験を共有する国際交流の場を、多数の海外文化機関・財団との協働を通じて創出しています。website