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dear Me ゼミ

見えるものと見えないものからアートとココロを考えるオンラインシリーズ 多様な当事者とアートの学び・体験を考察する

dearMe

開講期間:2020年10月-12月
時間:平日19:00-20:30 / 土曜日13:00-14:30(1.5時間)
場所:オンライン(AIT Zoom ルーム)
定員:各10名〜40名
回数:全4回(レクチャー3回、ワークショップ1回)
講師:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)、エスター・フォセン(フィフス・シーズン ディレクター、キュレーター)、三原聡一郎(美術家)
受講料:各1,000円〜1,500円(税別)
特典:【受講生限定】Total Arts Studies 2020 Thank you Online Party! (12/17予定)の参加



[ 本プログラム講師・モデレーター プロフィール ]

堀内 奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、AITにてレジデンス・プログラムや展覧会、シンポジウム、企業プログラムの企画に携わる。ドクメンタ12マガジンズ・プロジェクト「メトロノーム11号 何をなすべきか?東京」(2007)アシスタント・キュレーター、「Home Again」(原美術館、2012)アソシエイト・キュレーターを務める。国際交流基金主催による「Shuffling Space」展(タイ、2015) キュレーター、「Invisible Energy」(ST PAUL St Gallery、ニュージーランド、2015)共同キュレーター。アーカスプロジェクト (2013) 、パラダイスエア(2015、2016)、京都府アーティスト・イン・レジデンス事業「大京都in舞鶴」(2017)のゲストキュレーターを務める。 2016年より、AITの新たなプロジェクトとして、複雑な環境下にある子どもたちとアーティストをつなぐ「dear Me」プロジェクトを開始。アートや福祉の考えを通した講座やワークショップ、シンポジウムを企画する。




Lecture 1)dear Me!!ー実験教育の歴史、アートと子どもの実践から
日時:10月29日(木)19:00-20:30
講師:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
定員:40名


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Photo by Yukiko Koshima

パンデミックや地球規模の気候変動などにより、目には見えない脅威や不確かな情報に囲まれた状況が「日常」となっています。これからの世界を生きる、特に子どもたちにはどのような適応、学びが求められているのでしょうか。 AITでは、さまざまな環境下にある子どもたちとアーティストをつなぐ「dear Me」プロジェクトを2016年より実施し、多様な子どもたちとの学びを考えてきました。アーティストの、時に批評的な眼差しや、多角的に社会を眺める思考に触れながら行う表現や発言の中には、子どもだけでなく、そこに立ち会う大人も自分と自分以外の視点に想像を寄せ、世界を捉えなおす「学び」の発芽が見られます。
メンタルヘルスの課題が複雑・多様化する現在、このレクチャーでは、美術史の中の子どもの存在や、実験教育の歴史とアートの関係を紐解きながら、子どもが自分の考えや表現を肯定的に認識できる学びの姿とはどのようなものなのか、みなさんと一緒に考えます。

[ キーワード ]
・アーティストと子どもの学びの実践
・アートと精神、福祉の考察
・実験教育とアーティスト
・芸術文化のこれからの役割
・学びのこれからを想像する


受講料:1,000円(税別)*お申し込みは、外部サイト(Peatix)になります




Lecture 2)多様なアートの「学び」を分かち合う場へ - パンデミックの美術館、アーティスト
日時:11月12日(木)19:00-20:30
講師:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
定員:40名


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Photo by 泉望

近年、特にヨーロッパやアメリカでは、医師が患者の心身の健康回復を促進する治療の一環として、美術館への訪問を「処方」するなど、芸術の体験が特に心の健康効果に有用だという実証がされています。また、国内外の多くの美術館では、障がいがある人々との対話プログラムや、アルツハイマーの当事者とその家族向けの鑑賞メソッド、また、入院中ほか美術館にアクセスしにくい人々に向けたロボットを通した美術鑑賞など、多様な人々に向けて、より開かれたプログラムを創出しています。 コロナ禍において、多くの美術館やアーティストが一時的に活動の停止が余儀なくされた中で、一部では積極的にオンラインを活用をしながらも、鑑賞や対話の場は現在、どのような展開を見せているのでしょうか。
本レクチャーでは、近年の「アート処方」のさまざまな取り組みと共に、美術館やアーティストによる多様な当事者に向けた鑑賞プログラム、そして、AITが2019年に精神障害などを抱えた当事者の地域活動拠点「ベてるの家」と協働して行ったアーティスト・イン・レジデンスを紹介しながら、アートが本来はダイナミックに動き続ける私たちの心や記憶にどのように作用し得るのか、考えます。

[ キーワード ]
・美術館と多様な鑑賞プログラム
・コロナ禍のオンラインの学び
・アート処方
・アートと精神


受講料:1,000円(税別)*お申し込みは、外部サイト(Peatix)になります




Lecture & Discussion 3)オランダ、フィフス・シーズン x dear Me対談「メンタルヘルスとアートの有用性」
日時:11月19日(木)19:00-20:30(予定) 11月26日(木)19:00-20:30に変更になりました。
講師:エスター・フォセン(フィフス・シーズン ディレクター、キュレーター)
モデレーター:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
定員:40名

*本プログラムは英語となりますが、必要な場合はモデレーターが逐次通訳を行います。
*逐次通訳、あるいは要約通訳があります。
*この講座は、アートの力で環境や障がいに負けない心を育む、子どもたちの支援プロジェクトの一環として、「2020年度 資生堂カメリアファンド花椿基金」による寄付で開催されます。

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Courtesy of The Fifth Season

フィフス・シーズン(The Fifth Season)のディレクター、エスター・フォセン氏を迎えた対話を行います。フィフス・シーズンは、アムステルダム郊外の広大な森の中にある精神科医療施設の敷地内でアーティスト・イン・レジデンスを実施し、福祉とアートを結ぶ先駆的な活動を行なってきました。dear Meプロジェクトでは、2018年にフィフス・シーズンのディレクターを招聘し、アーティストの和田昌宏氏を迎えてアートと精神を考えるワークショップを子どもと大人を対象に実施しました。
2020年に入り、その拠点をアムステルダム市内に移動し、新たな展開も見せ始めているフィフス・シーズンの活動。アーティストと患者の対話やリサーチから生まれる作品や展覧会や、その先にある精神疾患を抱えた人々に対する偏見や先入観への批判、そして、特にパンデミックにおいて喫緊の課題となっているメンタルヘルスに対する視点や、そうした活動を活発に支援するオランダの「ソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)」などについて、近年の具体的な活動についてお聞きします。

[ キーワード ]
・アートと精神科医療施設の取り組み
・メンタルヘルスとアートの有用性
・ソーシャル・エンタープライズの活動

[ 講師 プロフィール ]
エスター・フォセン / Esther Vossen(フィフス・シーズン ディレクター、キュレーター)
オランダ生まれ、在住。メンタルヘルスとアートを考察するアーティスト・イン・レジデンスプログラム「フィフス・シーズン」のディレクター兼キュレーター。医療団体のアートコレクションや収蔵などのコンサルタント業務にも携わるほか、「フィフス・シーズン」では、研修期間中の精神科医や美術大学の学生に向けたトレーニング・プログラムを手がける。また、アートと精神科医療に関連する数々のレクチャーや研修に加え、アートとメンタルヘルスに関わる展覧会の企画も行う。http://www.vijfde-seizoen.nl/en/
2018年にAITのレジデンスで滞在した際のインタビューはこちら



受講料:1,500円(税別)*お申し込みは、外部サイト(Peatix)になります




Workshop For Children 4)アーティストと考える科学と生活の教室:三原聡一郎(実験とお話しの回)
日時:12月12日(土)13:00-14:30 (途中、10分間の休憩あり)
講師:三原聡一郎(美術家)
モデレーター:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
定員:10名
対象:小学生3年生〜6年生の子どもたち

*この講座は、アートの力で環境や障がいに負けない心を育む、子どもたちの支援プロジェクトの一環として、「2020年度 資生堂カメリアファンド花椿基金」による寄付で開催されます。

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この教室では、アーティスト、そして時々みなさんも先生になって一緒に発見を楽しみます。
アーティストって、どんなお仕事なのでしょうか?
今回の先生、三原聡一郎(みはらそういちろう)さんは、自然の中で見つけられる植物や目に見えない小さな生物、水や空気に注目して創作(そうさく)しています。自然の中で見つけるモノと、いろいろな実験をしながら自分で発明した機械(きかい)やテクノロジーとつなげて、だれも見たことがないような新しい装置(そうち)を生み出しています。
今回は、三原さんとみなさんをオンラインでつないで、「光」、「水」、「苔(こけ)」の3つについてお話しを聞きます。三原さんが普段している実験や、おうちのベランダで育てている苔を見ながら、太陽や水、生命(いのち)について考えたり、参加するみなさんにも、温かい飲み物を用意してもらい、コップの表面につく水のつぶつぶ=結露(けつろ)や湯気をじっくり観察しながら、身の回りのモノから自分だけの新しい発見をします。
ほかにも、三原さんが世界のいろいろな場所で科学者や研究者と一緒にしたお仕事や、写真や映像を見ながら、今の時代を生きるアーティストのお仕事について聞き、みなさんからの質問にも答えます。

[ キーワード ]
・テクノロジーと自然の関係性を考える
・子どもの自主的な発見と学び
・アーティストのお仕事って?
・驚きとなぜ?を見つける
・身近なものから創造する発想
・フリースタイルな観察 つくりながらかんがえる

[ 講師 プロフィール ]
三原聡一郎(美術家)
1980年東京都生まれ、京都府在住。情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]修了(2006年)。音、泡、放射線、虹、微生物、苔、気流、電子、水など多様な素材をモチーフに、自然現象とメディアテクノロジーを融合させた実践を行う。http://mhrs.jp/





受講料:1,500円(税別)*お申し込みは、外部サイト(Peatix)になります



[ 注意事項 ]
・本イベントでは、オンライン会議サービス「Zoom」を利用します。セキュリティ強化のため、AITのZoomルームにパスワードを設けて開催します。
・レクチャー内容は、録画・録音を行い、申込者全員に後日アーカイヴ映像をメールにて共有します。当日レクチャーを欠席した場合は、こちらをご視聴下さい。(視聴期間:1週間)
・録画・録音したレクチャーは、今後編集してAIT HPにて配信を行う予定です。予めご了承ください。
・本イベントのご参加にはインターネットの接続が必要です。お使いのコンピュータ設定やネットワーク環境をご確認ください。正しく視聴できない場合がありますので予めご了承ください。
・Webブラウザを利用したZoomサービスへの接続も可能ですが、事前にZoomアプリ(最新クライアント 5.2.0にアップデートください)のインストールをお勧めします。新規アカウント作成は必要ありません。(Zoomの利用について
・悪質と判断した場合は退室いただく場合があります。また、Zoom利用によって生じた損害に対してAITは一切の責任を負いません。
・お使いのコンピュータ設定やネットワーク環境によっては、正しく視聴できない場合がありますので予めご了承ください。
・通信トラブルについて、主催者側ではお答えしかねますので予めご了承ください。

2020-9-29