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AIT SLIDE TALK #36 「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」

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AIT SLIDE TALK #36
「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」
〜アーティストの嶋田美子氏とアジア・アート・アーカイヴ(香港)を迎えて〜

日程:2018年7月25日(水)
時間:19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場:代官山AITルーム
定員:30名(要予約)
参加費:一般1,000円、MAD生(修了生)・学生・AITベースメンバー800円、AITハウス/サポートメンバー無料(全て1ドリンク付)
*要約通訳あり

AIT SLIDE TALK #36
"Alternative Art Education for Social Changes in Japan and Hong Kong"
With Yoshiko Shimada and Asia Art Archive

Date: Wednesday, 25 July, 2018
Time: 19:00-21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
Seats: 30 (Booking required)
Admission: 1000 JPY (general), 800 JPY (MAD students and AIT Base Members), Free (AIT House and Support Members) /All admissions with 1 drink
*Summarized translation available


写真:現代思潮社・美学校 中西夏之 教場(森永純撮影、1969年)


「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」

AITは、7月25日(水)19:00より、アーティストの嶋田美子氏と香港を拠点にアジアから世界に向けて活動を行うアジア・アート・アーカイヴ (Asia Art Archive、以下AAA)でラーニング部門を統括するスザンナ・チュン(Susanna Chung)氏を迎えて、AIT SLIDE TALK #36「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」を行います。

嶋田美子氏は、国内外の展覧会で作品を発表するほか、2010年から「現代思潮社・美学校」(1969-75)について研究しています。美学校は、60年代末の学生運動の高揚を受けて、ラディカルな批評で知られていた出版社の現代思潮社が創設した、当時のオルタナティブな美術学校です。ハイレッドセンターのメンバーでもある中西夏之や赤瀬川原平、九州派の菊畑茂久馬、画家の中村宏、日本のコンセプチュアリズムの先駆者でもある松澤宥らが教鞭をとり、創設者の現代思潮社社主・石井恭二は「世界を見る視覚を変えることによって世界を変える運動である」と美学校を位置づけていました。
今年、嶋田氏はAAAのレジデンス・プログラムに参加するため香港を訪れ、1967年の香港動乱後、68年に創設された「創建実験学院」の存在を知ります。美学校の創設時期にも重なり、二つには類似した性格も見られると嶋田氏は言います。本トークでは、当時の美学校の思想や、創建実験学院などアンブレラ運動を後継する香港のオルタナティブな美術教育について、嶋田氏の考察を聞きます。


    創建実験学院 広告(画像提供 The Ha Bik Chuen Family and Asia Art Archive)


後半は、スザンナ・チュン氏よりアジア広域でアートにまつわる収集・創造・知識の共有を通じたAAAの歩みを紹介します。先頃、香港で開館したTai Kwun Contemporaryや、近く開館を迎える新しい美術館M+など、急速に変貌を遂げる香港の文化エコロジーと美術教育に対するAAAの応答となるでしょう。


写真左:Teaching Labs | Urban Interventions Art in the City workshop by Ricky Yeung, 2016. Courtesy of Asia Art Archive
写真右:School visit at Asia Art Archive's project space, Ha Bik Chuen Archive, 2017. Courtesy of Asia Art Archive


美学校の実験的な取り組みに関する嶋田氏のリサーチと考察、そしてAAAの活動と変化する香港のアートシーンを見つめるチュン氏の視点を通じて、両地で60年代の動乱がもたらした当時のオルタナティヴな美術教育の形成から現在への呼応を探求するほか、アート・エデュケーションにおけるこの先の道標について議論を交えながら行います。
お気軽にご参加ください。


本トークの開催に先立ち、2000年代初めに発足した非営利団体のAAAと、2001年から教育プログラムMAD(Making Art Different =アートを変えよう、違った角度で見てみよう)を行ってきたAITは、香港と東京それぞれの場での美術をめぐるオルタナティヴな学びの場について意見を交換しました。あわせて、美術や建築、コミュニティ形成などの分野で高い関心と独自の方法論をもつ団体・アーティストを交えたラウンド・テーブルも行いました。 またAITは、今年3月に「オルタナティヴ・アートスクール・フェア」と題して、国内外に広がるアートを学ぶ場を多数紹介しました。今回、嶋田氏とAAAよりチュン氏を迎えた一連の議論と本トークを通じて、MADで受け継がれる思考と近年のアートを学ぶ場が作る新たなうねりに、今後も更なる考察を加えていきます。


[概要]
日程:2018年7月25日(水)
時間:19:00 - 21:00 (18:30 開場)
場所:代官山AITルーム(東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403)MAP
定員:30名(要予約)
参加費:一般1,000円、MAD生(修了生)・学生・AITベースメンバー800円、AITハウス/サポートメンバー無料(全て1ドリンク付)
その他:要約通訳あり
主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
共催:アジア・アート・アーカイヴ (Asia Art Archive)




[ご予約方法]
タイトルを「AIT SLIDE TALK #36 参加希望」として、お名前(ふりがな)、参加区分(一般、MAD生など)、ご連絡先を明記したメールをotoiawase@a-i-t.net宛てにお送りください(@を半角にしてお使いください)。


[スピーカー]

嶋田美子
嶋田の作品は第二次世界大戦中の女性の役割と文化的記憶をテーマにしており、国内外で広く展示されている。近年は日本のポスト1968年における芸術と政治を研究している。2013年には英国サウザンプトンでの「反・アカデミー」展、2015年に東京での「中島由夫シンドローム」展、2017年「ニルヴァーナからカタストロフィーへ」展をキュレーションし、カタログを執筆、編集した。現在は長野県、諏訪での松澤宥アーカイブの構築に従事し、一般財団法人松澤宥プサイの部屋理事を務める。また、東京大学教養学部で60年代の芸術と政治、フェミニズムについての講義など活動は多岐に渡る。


スザンナ・チュン(アジア・アート・アーカイヴ)
2007年よりアジア・アート・アーカイヴにてラーニングおよび積極的な観客の参加を促進する活動を先導し、インドやベトナム、スリランカ、ミャンマーなどアジア広域において、芸術文化をより身近に、そして学ぶための方策について取り組んでいる。現在は同団体において全プログラムのプランニングから開催までを統括する傍ら、テート・モダン、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、ナショナル・シアターや大英博物館などが主催する美術教育についての国際的な会議にも出席している。クローレ・フェローシップス(2016-17)に選出。

2018-7- 9

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