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パトリック・ソーデルルンド
Patrik Södelrund
アーティスト
(フィンランド)
パトリック・ソーデルルンド
IC-98の創設メンバー。IC-98は、パトリック・ソーデルルンドとヴィサ・スオンパーからなるアーティスト・ユニット。ヴィジュアル・アートと文化研究のバックグラウンドを持つ。今回(2024年)の滞在では、パトリックが、マイユ・スオミと共に滞在中。
これまでの協働作品には、特定の社会的文脈を掘り下げるプロジェクトのほか、アニメーション映像インスタレーション、短編映画などがある。特に2010年代以降の作品は、環境危機とその解決策を見出す芸術的・政治的手法を扱っている。それらのプロジェクトでは、すべての生物と無生物の自然の相互関係、依存関係、そして多様な時間のリズムを考慮し、人間中心の世界観を置き換えることを模索している。しばしば科学者や他の芸術家とも協働しながら制作を行う。
これまで「フィンランド国家芸術賞」(2009年)を受賞したほか、「第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展」(2015年)ではフィンランド・パビリオン代表に選出された。
ソーデルルンドはこの他、グラフィックデザイナーとしても活動し、IC-98の出版社アイコノクラスト・パブリケーションズのほか、HAMヘルシンキ美術館、フレーム・フィンランド、キアスマ、ポリ美術館、ヘルシンキ・フェスティバル、コネ財団、フィンランド美術協会、アルス・フェニカ財団、およびトゥルク美術館など、さまざまな美術書、モノグラフ、展覧会カタログのデザインに携わる。
RESIDENCY
滞在:2024年5月20日〜8月4日
協働機関:フィンランド文化財団 The Finnish Cultural Foundation(フィンランド)
作品紹介
Hours, Years, Aeons, 2015 installation view, Finnish Pavilion, the 56th International Art Exhibition – la Biennale di Venezia, 2015 Wounded Earth, exhibition view, Hyvinkää Art Museum, Finland, 2022 (Raajärvi Mine core samples (foreground), Epokhe (background)) A Common Forest, 2023– installation view, Järvenpään yhteiskoulu, Finland, 2023